マインドマップで講義メモをとる

マインドマップをはじめて2年以上たつが、それ以来ほとんどの講義や講演はマインドマップにメモしてきた。 ただのマインドマップ馬鹿から、ちょっとは成長した気がするので今までの道程をまとめてみた。

結論

  • いきなり講義メモを綺麗なマインドマップとして描こうと思わない
  • 下書きはメモマインドマップで(速射マインドマップ的)描く
  • 本番マップを描かない(描こうと思わない)講義、講演はそのくらいのレベルだということで割り切る
  • マップを見ずとも自分の言葉で語れるようにする
  • ソフトウェアは整形が楽なので便利

マインドマップ馬鹿の時代をふりかえる

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マインドマップ馬鹿の時代をふりかえる
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自分がマインドマップを覚えた数年前は、なんでもかんでもマインドマップで書いていた。会議、講演、TVの内容、読書メモなどなど。マインドマップは 100枚描かないと続かないとはよく言われることだが、ダッシュで乗り切った。しかし既に各所で言われているように、マインドマップは万能ナイフではない。 いや、かなりいい線までいくことは多いが、必ずしも全ての用途に最適かというとそうではないと考えている。

マインドマップの弱点

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マインドマップの弱点
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まず最初にマインドマップの弱点を挙げるとすると、 時間の概念がない ことだ。つまりここが最初で、ここが最後という明確な境界はない。 大抵の人は「時計周りに右上から描くなどしてルールを決めればいい」と思うだろう。自分もそうだ。しかし1つのマップで全ての講義内容を 網羅することはなかなか難しい。つまり、右上から描いていき、一周した段階で講義が終っているというケースはあまりないのだ。

その場合どうするかというと、もう一枚別のマップを描きはじめることになる。講義や講演がきっちりアジェンダ通りの説明で、それぞれの チャプターの分量も一定であれば、個々のチャプター毎のマインドマップを複数かけばよいのだが、なかなかそう綺麗には行かない。 また、上手いプレゼンターであればあるほど、資料の通りにしかしゃべれないということはない。つまり事前に内容の量的予測がつけにくいのだ。

このような問題にぶつかった場合にどうするかというと、まず 紙を大きくする という行為に走る。自分も最初はA4を使っていたのだが、次に B4、その次にはスケッチブックの規格であるF6などに移行することになる。しかしあまり大きい紙だと持ち運びが不便で取り回しずらくなる。描くのは確かに楽だし、多くの情報が含まれるが、それにしても聞きとりながら、美しいマップを描くのは難しいことが多い。

シーケンシャルなノートへの回帰...しかし

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シーケンシャルなノートへの回帰...しかし
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マインドマップによる講義メモに限界を感じた時に自分がとった行動は「普通にノートをとる」だった。普通といっても、できるだけ図を挿入しながら 時系列で上から下へメモをとっていく。確かにノートを取るのは楽だし、マインドマップで鍛えただけあって、単なるノートよりはビジュアルだ。 「こりゃいいかも」と思っていたのだが、思わぬ落とし穴があった。それは後で内容を見ても全体を把握しにくいという点だ。

マインドマップはどんな小さなマップでも、セントラルイメージ(テーマ)からの関連があり、中心または時計周りに順に追っていけば大体内容を把握できた。しかし普通なノートは、後で見返そうと考えていても、なかなか頭に入ってこないのだ。これは誤算だった。書いている時には気にもしていなかったのに、後で見ようとすると苦痛なのだ。いくらビジュアルを意識しても、マインドマップに比べていまいち効果が薄い気がする。

メモマインドマップとまとめマインドマップの使いわけ

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メモマインドマップとまとめマインドマップの使いわけ
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一枚のマインドマップにまとめるのは難しい、しかしシーケンシャルにノートを取ってもメリットが薄い。このような状態でのベストソリューションは何だろうか?自分の中ではメモ用の速射マインドマップに近い簡易なマップを必要に応じて複数描き、あとでまとめるという方法がよいという結論に至った。

速射マインドマップとは、アイディアを出す場合に描くシンプルなマインドマップのことだ。セントラルイメージから、BOI(中心から生えている一番太い枝)のみを素早く描いていくマインドマップだが、講演のメモもそれに近いラフな形のマインドマップで描いていく。BOIから枝は生えてもいいが、あまり深追いせずにBOIを増やして枝を描いていく。このようなマップの場合には、あまり一枚に収めることは考えない。当然色もあまりつけない。せいぜい3色ボールペン程度だろう。これをメモマインドマップと呼ぶことにする。

最後にメモマインドマップを集約し、1枚のマップにまとめる。あまり時間が経つと記憶が薄れるので、生々しいくらいのタイミングで本番を描くのがよいだろう。このマインドマップはきちんとサインペンなどで色を使い、イメージ、イラストを多くつかって表現するほうがよい。モノクロのマインドマップより、カラフルなマインドマップの方が何度も見たくなるはずだ。メモマインドマップに書いてある全ての情報を1枚のマップに含める必要はない。自分はメモマインドマップを見直して、必要と思われるところにマークをして、その部分を一枚のマインドマップにまとめるようにしている。

最後は自分の言葉にする

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最後は自分の言葉にする
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しかしマインドマップをいくらまとめても、それで おしまい では不完全だ。必要なのはそのマインドマップにまとめた内容を自分の中で消化して、自分の言葉で説明し、自分の意見を述べ、そこから気づきを得ることだ。blogや日記サイトがある人はそこに出力すればいいし、そうでない人は、その内容を知らない人に説明してみるのがいい。