プロジェクトの足跡を記録する
今年に入ってから、プラクティス大集合や、ITproの連載で「まさに今進行中のプロジェクトのやり方、姿を記録する」という作業を行ってきた。 これは自分の中では、以前からやろうと思ってきた「プロジェクトのリアルな状況を記録していく」という実践のひとつだ。
これはどこの組織でもそうだが、プロジェクトの実施中は過酷で、PMもPLも開発者も余裕がないことが多い。その中にある過程は 一般には外部には見えない。ここで言っている外部とは、ある組織の中においても同じだ。つまりプロジェクトに携わっている 人々しか、内情を知ることはできないのだ。
もちろん業務によっては秘守義務のため組織内においても公開できない部分はあるだろう。しかしそういう前提があったとしても プロジェクトの中で行われてきた実践、そしてぶつかった問題とその対応は、共有する価値がある。しかしこのような経験を 一般化して表現するのはなかなか骨が折れる。ましてや実施中にそのような作業をすることはなかなか難しい。 とはいっても、プロジェクトが終了すると、すぐさま次のプロジェクトに割り当てられて、また同じ状況が繰り返されてしまう。 このループに入ってしまうと、プロジェクトの状況を記録するなどということはできないということになる。
もっと簡単に、事実ベースで「うちはこうやってる、こうやってきた」という表現を使って経験を表出化させる方法は どうだろうか?こんな考えをベースにしているのがプラクティス大集合である。 抽象化、汎化させるのはその後でゆっくりと行えばいい。まず素材を新鮮なうちに(=記憶が生生しいうちに)事実ベースで 表出化させることが重要だと考える。
こういった行動をなんといったらよいのだろうか?とりあえず Project Footprintingとでも名付けておこうか。
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