[書籍紹介] オーケストラ指揮法、非対立の生き方
「 オーケストラ指揮法 」
個々がプロ意識の高い集団であるオーケストラを指揮者がどう導いているか、という筆者の経験を元に、チームを一つにまとめるための考え方、人間関係をよい方向にもっていく考え方が述べられている。筆者の成功、失敗を含めた豊富な体験談が盛り込まれ非常にわかりやすい。そして特筆すべきは、筆者の交通事故をきっかけとした内面の変化についての描写だ。この部分を読んでいると自然と涙が出てくる。自己との終りのない対話の中で見い出した筆者の気づきは、交通事故というきっかけを持たない読者にとっても、深い気づきを与えてくれるはずだ。
「 非対立の生き方 」
対立を避けるのではなく、そもそも対立を引き起す原因であるそれぞれのモノサシ(価値観)を知り、モノサシをとりはらうことで、対立をなくし、怒りをなくし、自分に対して、他人に対して優しくなれるということを気づかせてくれる。自分はこの本と出会うことで、まだまだ完全ではないが、かなりの部分で怒ることがなくなり、我慢するのではなく、様々な出来事を受けとめることができるようになった。
二冊とも、氏の主宰する「 地球村 」についての説明もあり、 不都合な真実 が話題になっている今、そっち方面も結構タイムリーだったりするかもしれない。
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