あやとりに学ぶナレッジの伝承
先日、娘が保育園で習ってきた2人あやとりを教えてくれた。 娘は保育園の年配の先生に2人あやとりを教えてもらったそうだ。 実は1年ほど前に、あやとりの図解本を見て、2人あやとりも練習したのだが 分解写真と解説だけでは、どうにもうまくできなかった苦い思い出があった。
しかし娘に教えてもらうとどうだろう、あれほど写真をみながらわからなかったものが あっさりと理解できるではないか。でもそれはあたり前と言えばあたり前。 娘が、「ここと、ここを、おにいさんゆびで、とって」とリアルタイムで教えてくれるの だから。
この時に、形式知化では補えない部分があることを痛感した。単純にやり方だけでなく 知識の保持者と、新参者の間のインタラクション、そこでしか起り得ない質疑応答、会話が重要なのだと。
文章や写真、音、動画にいくら人が得た知識そして知恵を永続化してもそれはただの情報に過ぎない。 伝えるという行為を無視してはならない。伝えてこその知識なのだから。
ナレッジは管理するのでなく、共有するだけでなく、伝える行為そのものが重要。 伝承という言葉は、古くさい響きがするけれども、見直さなければいけない本質がある気がしてならない。
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