Agile2008 まとめ
XP祭り2008の感想を書く前に、Agile2008についての感想を書かねばならない。 Team Goyattomについては別の機会に。
Agile2008を一言で言うと?
開発方法論としてのAgileではなく、ソフトウェア、人、ビジネスを対象とした「成熟しつつあるAgile」という印象。
なぜここまでひっぱったか?
いろんなことが頭に浮かびすぎて、まとめられなかったから。 Agile2008で知り合った人にメールを出してたら、まとめる時間がなくなった。
イベントとしてのAgile2008
参加者が積極的。参加者に対しての発表者の比率が多い。つまり皆が相当のコンテンツをもっており、それをカンファレンス期間中に交換してより高みを目指そうという非常に参加者主体のイベントと感じた。コミュニティ主体だから余計そう感じるのかもしれない。
あと皆空気を読まない積極さ。セッションの途中でも質問はするは、感想は言うは、つまらなければ速攻で出ていく。そしてそれを気にしないプレゼンターの懐の深さ。文化の違いといってしまえばそれまでだけど。
世界は狭い。いろんな国からこんにちは。
参加者が手を動かすセッションが多数。Talk, Tutorial, Workshopという主なスタイルあるが、完全に聞くだけなのはTalkだけ。Tutorialといっても時間の1/3は手を動かしていることが多い。英語が苦手だとグループワークはきつい(それは自分)。
飲み会重要は世界共通。ただべろんべろんに酔っぱらうことはあまりなさそう。
パーティーでも空気読んじゃだめ。ターゲットの人が誰かと話していても、アタックしないと、その人と話すことができない。 それでRon JeffriesとJutta Ecksteinを逃した。Mike Cohnはそもそもパーティーにいなかったみたい。
パーティーはIce Breakingパーティーがメイン。バンケットはあまり席移動できない。
大企業がバックについているRSDCと比べると、多少のチープさはある。でも頑張ってるなぁ。
北米以外で話したのは、インド、韓国、中国、フィンランド、スウェーデン、ドイツ、フランスの人達。特に韓国のJooyoungとは会期中何度も会って話した。 (有名人以外は、アングロサクソンの人の顔を忘れてしまって...)
音楽は国境を越える。
Agile2008のLTはgdgd。来年は是非日本がプロデュースしてレベルの高いものを見せるべきと感じた。そしてドラ(娘)も輸出すべし。
日本人が現場でやってるアイディアは海外でも高く評価されると確信した。
Scrum Masterいっぱい。
Agile Agileいってもひかれない(あたりまえ)。
マインドマップは、結構流行っているらしい。なぜならよく見かけたから。
発表者としてのAgile2008
反応はシビア。(途中でバンバン出ていく)。でも暖かい面も。例えば「英語苦手だから、スクリプト読むから」といったら「問題ないよー」と言ってくれたり。「お前の英語は俺より上手いよ」とお世辞をいってくれたり。
そういえば腰リールは何人かに褒められた。特にJooyoungはいたく気にいったらしく、腰リールの記事のURLを送ったら「翻訳サイトで読んでおく」といってた。
バグレゴのフィードバックもぼちぼちあった。違うセッションの時に「レゴのセッションよかったからシールをあげる」とスマイリーシールをくれた女性も。
質問を受けないつもりだったけど、時間があまってしまい、受けてしまった。聞きとりを勘違いしてトンチンカンな回答をしてしまい、やっとむに突っ込まれる。
Macで非ミラーでプレゼンして嵌る。スクリプトを画面上で読むという作戦は大はずれ。練習不足を露呈する。ゆっくり、抑揚をつけてしゃべる英語は○。
ワークショップは、参加者のノリがよく唖然とする。これはワークショップの開催側は嬉しいね(いや、平鍋さんのリードがうまいだけかもしれない) あまぴょんには是非体験して頂きたい。
しゃべるだけならスクリプト用意すれば英語はNo Problem。Workshopに参加するのはきつい。パーティーで参加者と話したいことを事前に決めておかないと、パーティーの時間を有意義にすごせない。世間話をするにはもったいない。必ずしも講演者全員がパーティーにくるわけではないらしい。
参加者として
セッションは多数。でもピンキリ。自分の興味のある分野については事前に御大を調べておき、その人を押えておくこと。その上で知らない人をチョイスすること。
Agile UX(User Experience)が次のムーブメントになるという点は平鍋さんと同じ考え。最終日のアランクーパーの講演もその論調。 つまり顧客とのコミュニケーションを密にとるAgileによって、UXも飛躍的に改善されるのではないかとの着眼点。
かんばんは、よりPullの方向に向う。その先にはSustainabilityの地平が見える。
パーティーの時間のネタを用意しておく。ジャグリングやってる人はいた。俺は折り紙かケン玉もっていけばよかった...
精神的に発表3、聴講7くらいの割合にしないともったいない。今回は発表7、聴講3くらいだった。
チームでいくなら、相部屋が予算節約できてよい。部屋が広ければ案外制空権はかぶらないものだ。あと会期中はどうせ呑んでたり外でてたりする時間が多いので、気にならない。
参加するなら、発表者になって特典を得よう。一番敷居が低い30分トークだけだと特典がつかない。経験論文を書けば参加費が免除される。90分トークも同じ。 90分ワークショップだと、参加費+2泊の宿泊費も免除されるのでお得。180分だと宿泊費が更に免除されるけどワークショップは大変だねぇ。
飛行機は早めに予約して安くとる。
来年行くならやりたいこと
Workshopに耐えうるだけの英語を装備していく、行く前にBlogとかでコミュニケーションをとっておいた人に会う、パーティーの時の計画を立てておく、まとめは毎日する(呑んでばかりいない)、空気読まない力をつけておく、参加セッションをもっと絞っておく。
Jooyoungとはその前に会って、Agile Asiaとかのネタを話しておきたいなー。
もっとしゃべる。
参加セッションBest3は?
それぞれ「何がよかったか?」「持ちかえったものは?」
1. Stop Thinking so small with Agile(Ryan Martens, Jean Tabaka)
どこがよかった?: 複雑な繰替えされる問題はシステム思考で解決すべし、持続可能性と地球のメタファ、Agileの拡大はまず成熟してから。
持ちかえったものは?: システム思考適用のモチベーション、なぜAgileが持続可能社会に必要か?というアイディアをまとめなくてはと思わせてくれた
2. User Story Mapping(Jeff Patton)
どこがよかった?: 全体の俯瞰+ユーザーストーリーという発想。優先度付けに関する本気度をしった。
持ちかえったものは?: プラクティスそのもの、Jeff PattonはAgile UXの主催者。
3. Typical Pitfall in Agile development(Jutta Eckstein)
どこがよかった?: 価値+原則ベースの落とし穴の紹介
持ちかえったものは?: Juttaとのコミュニケーション、価値原則に反するわかりやすい落とし穴
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