アレグザンダーの設計した東野高校に行ってきた
去る9/26に、東野高校にいってたのに、写真をUPして、つぶやいたら、 すっかりログを書くのを忘れてしまっていた。ちなみに写真はこちら。
http://www.flickr.com/photos/kakeda/sets/72157622334241919/
簡潔にまとめると
- 学校というより、村や集落といった印象
- 実際、学園祭は「村祭り」という名前になっている。
- 建物に個性がある
- 倉っぽい建物、昔の校舎風、巨大なホール、などなど
- 画一化されていないデザイン
- 木を多用している
- 木材+鉄筋コンクリートの混在
- 場面転換を意識的に配置している
- 門をくぐる、建物の横を通りすぎる、道を進むと視界が広がる、など
- 土地のポテンシャルを生かしている
- 丘、盆地、傾斜、など。見晴しのいい食堂から望む学校全体の景色は気持ちいい
- 時間の経過による変化は予想外、でもいい雰囲気に
- 以前は何もなかった池の横のスペースは、今は林になった
- 生徒や父兄が協力してメンテナンス
- 実際に、父兄が水質の悪化した池の水の浄化のために、ビオトープを設置している
- ちょうどいた父兄の方にお話を伺ったが、東野高校の歴史的背景をよく御存じで驚いた(完成から20年以上経過しているのに)
- 池はコンクリで固めている
- 元々は粘土質の土で湿地風にしようとしたが、工期に間に合わず固めたらしい、と前述の父兄の方に伺った
- 土で池を作っていたら、きっと今頃はいい感じのビオトープになっていただろうに
- 今でも魚はたくさんいて釣り大会も行われているらしい
- でもブルーギルが放流されて困っているという話も
一般の学校が、教育の目的の為に生徒達を一箇所に押し込めるための建物だとすると、ここはもっと 自由な雰囲気を味わいながら、のびのびと学び、育つ場に見えた。
建物という構造物の視点だけでなく、建てられている土地の地形、自然といったポテンシャルを生かし、初めて訪れた人間でもなぜか ほっとする雰囲気を醸し出しているこの詩的な空間は、やはりパタンランゲージで作られたのだと感じざるを得なかった。
しかし利便性という観点で見たときには、校舎がそれぞれ独立しており、靴を履きかえないと移動できない、食堂までの距離が長く 丘を登らなければならない、などなどマイナス評価される個所も多々あるだろうと推測できる。このあたりは一度いっただけでは とてもではないが評価はできないことは事実。
ただ、時折り目にした学生たちの表情は、とても生き生きしていたことは正直に伝えておこう。
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