11/30 パターンライティングを学ぶ

去る11/30に パターンライティングを学ぶ会を開催しました。 資料は講師の 鷲崎さんのサイトから参照してください。

当日は、あまり告知をしていないのにも関わらず、十数名の参加者が集ってくれました。学生さんから、ITエンジニア、デザイナーと幅広いジャンルの方々が参加してくれました。

今回は、パターン、パターンランゲージとは何か、という講義から、グループに別れて特定の領域のパターンを作ってみようというワークを行いました。90分という時間枠にも関わらず、各チーム毎に2つ程度のパターンを書いて発表することができました。

講義資料にもありますが、今回のパターンは成功体験から発掘するのですが、そのポイントは「何を行った」というHowの視点ではなく、どんな背景があったか、どんな力が働いていたかという文脈、つまり フォース の共通性が非常に重要ということがよくわかりました。フォースとは「Aである、しかしBである」という対立に近いその場に存在する力のことです。そのフォースの存在を明らかにして、その中で、どういった行動をとり、どういう結果になったのかを抽出して、類似の経験を抽象化していくことがパターンマイニングと呼ばれる活動です。

そして、このパターンという形式にまとめていくというプロセス自体が持つ価値、つまり、それぞれの経験の持ち主が、他社に対してストーリーテリングを実施する、自分の経験を口にして客観視できるという点にも大きな価値があることも実感できました。

最近では 学習パターンという素晴しいパターンランゲージが日本から生まれました。日本人は優れた体験をしているにも関わらず、その経験を形式知化することが苦手な人種です。個々の成功体験を、フォースを明らかにして、単なる成功事例ではなく、再利用可能なパターンランゲージを発掘するという活動を、今後も実施していければと考えています。次回の実施の際には、今回参加できなかった方も是非参加してくださいね。

また、来年3月に世界的なパターンの国際会議  AsianPLoPが開催されます。こちらへの参加、あるいはパターンの投稿もよろしければ是非お願いします。

以下、参加者の感想です。