12/12 DevLOVE2009 Fusion感想

自分のセッションの話は書いたので、その他の感想を。

といっても、自分のセッションの後は燃えつきていて、ちゃんと聞いてないのだけど...

開発を愛する僕らが目を向けるべき、ソフトウェア以外に大事な4つの事

 http://www.slideshare.net/yusuke/devlove2009-4

鈴木雄介(@yusuke_arclamp)さんのセッションをつまみ食い。氏の興味対象は、動的な世界に適したアーキテクチャの構築なんだろうと思う。プロセスや人の活動だけで動的な世界に対抗することもできるが(それがTDDやAgileでのアプローチ)、その先を考えた時に、どうしても静的な思考でしか捉えることのできない’’構造’’を如何に動的な世界に適合させるかということ。

いわゆる「テストしやすいフレームワーク」があるとしたら、それはダイナミックなプロセス、漸進的な成長を支援する構造といえる。しかし、もし漸進的成長を、アーキテクチャ側で面倒を見るとしたら? 変化に適応できる構造は、テストしやすい だけではないということが言えるのだろう。これはJim Coplien氏が同じ立場と言えるのではないだろうか?( Bob Martin氏との対談を参照)。@yusuke_arclamp氏は、もっと先のコンセプトを出しているが、この領域はまだまだ発展段階だし、可能性が多く残されているといえる。

ランドスケープアーキテクチャの話は聞いてないのだけど、資料から想像するに、「A Pattern Language」で言うところの「場のポテンシャルを活かす」という所に繋るかな。ちなみに「場のポテンシャルを活かす」ということは、ひとつは周辺環境を活かすという意味と、「過去を」受けいれ、無から作るのではなく、過去の上に構築するという二つの意味があると受け止めている。

ちなみにアフォーダンスについては、佐々木正人さんの本を中心に数年前に読んでいたのだが、包囲光という言葉は知らなかった。(その時はアフォーダンス->メタファー->認知意味論に興味が向いてしまったから!?) 今度再度調べてみよう。そういえばJ.Matsumotoさんもアフォーダンスの辺りを大学で研究してるとか言ってたな...

Nature of Software Development のために

 http://www.slideshare.net/kakutani/for-natural-software-develoment

角谷さんのセッションを途中から。

いつもの話、と言えばいつもの話なのだが、ひとつ大きく変ったなぁと気づいたことがあった。それは「電波」と自身で揶揄していた時とは比べものにならないくらい、メッセージに対する確信が満ちていること。これは後で本人にも確認してみたが、やはりそう。きっとRubyKaigi2009以降に、何か確信を深めるものを手に入れたのかな!? そして自分では直前までスライド作りで追われていてできてなかった、 アレグザンダー祭りの宣伝もしっかりと行っていてくれた。さすが!!!

角谷さんの立ち位置は、アジリティとは"自然なソフトウェア開発"に近づいていかの度合いであるということ。なぜ自然かについて、セッションの中で語ったかどうかはわからないけれど、「人が、チームを組んで、ある期限までに、ソフトウェアを顧客に届けよう」とした場合に、先入観なしに、その過程で現われてくるものが、自然なソフトウェア開発と言えるのではないだろうか。その中で、プログラマのプロフェッショナリズム、そして大事なコードを書くというプログラマの役割の中では、何で書くか、も重要であるということ。

今年前半にやってた「いきいき読書会」が、こういう形で繋っているのは、みていて気持がいいね(まだ途中なんだけどねぇ)。

お2人のセッションは、自分の中では「 The Back of "Agile"」と繋っている。今ある武器、これから必要な武器、今ある武器、今あるやり方、これから必要なやり方、道はひとつじゃないが、目指す所は同じである。

ダイアログと渾身会に続く....

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