プラ舟ビオトープ

2010年より

松山に引っ越したので、庭にプラ舟をもっていって植物をすべて除いた状態の土を戻しておいた。するとみるみる芽がでてきて、アサザやアシなどが以前のように茂ってきた。動物は一度干涸びて全滅したので、近くの水路で見つけたメダカを10匹、サカマキガイなどを採っていれておいた。

南予にいった時に、ヌマエビ、スジエビ、イシガイなども採取して追加投入している。メダカは殖えて、今は20匹くらいはいるだろうか?

庭の生態系を多様にするために、プラ舟はやめて、穴を掘って池のようにする予定。そうすることで、カエルなどが住みつくことを狙って。

2010年以前

ルーフバルコニーに、 プラ舟 180Lを置いて、そこに荒木田土のような田んぼで使う土を入れ、水生植物、メダカ、ヌマエビ、タニシ、カワニナのような生物を入れ、餌や世話をせずに自然そのままに置いておく。5月から10月くらいにかけては、このビオトープの中をボーっと眺めるのが自分のリラクゼーションになっている。

1年目(2006年)は、藻が大繁殖したのと、採集して入れておいたチチブがエビの大半を食べてしまって、あまりよい環境にならなかった。2年目の去年(2007)では、日当たりが若干悪いところに移動し、メダカやエビを捕食るような生物は入れないでおいた。ミナミヌマエビについては、かなりの繁殖が認められたが、メダカはそれほど多くは殖えていない。メダカの場合、卵から生まれた稚魚は親魚の格好の餌になってしまうため、生き残って成長できる率が低いのかもしれない。

ビオトープの楽しみのひとつは、その中で小さな生態系が循環するのが見える点、もう一つは自然そのままに放置しておくことで、思わぬ生物に出会える点だ。とはいえ6Fの屋上に生物などそうそう来るはずもないのだが、トンボのヤゴはたまに見かける。ヤゴはメダカやエビを捕食するが、生態系のバランスをとるにはよいのではないかと思い放置している。何より、ヤゴが羽化する様子を見たいというのが先に来る。ミズカマキリとかが飛んできてくれると嬉しいんだがねぇ。

水生植物については、初年度に譲ってもらったアサザとアシが大繁殖している。本当は稲を植えてみたいのだが、ちょっとスペース的に無理そうだ。一度リセットしてもいいのだが、なんとなく自然に放置しているので、しばらくこのままで行きたい気がする。

貝類については、タニシよりもむしろカワニナが順調に殖えている気がする。一応二枚貝(イシガイ)も入れているのだが、こちらはまだ何とか生きているという感じ。

本来のビオトープという言葉の意味からすると、これはビオトープではないので、プラ舟池という呼び方にしてしまったほうがよいかもしれない。ただ周りに自分が行って眺めれるような水辺環境がない区内在住としては、たとえ人工でも、このプラ舟の中で繰り広げされる小さな生態系は、自分の原風景である田んぼとその周辺環境への想いを受け止めてくれる環境であることは確かだ。