スモールイズビューティフル、宮本常一
最近、1970年代に発表された本を読む機会が多い。1つはゲド戦記。1つは成長の限界、そして最後はスモールイズビューティフルだ。 ゲド戦記、成長の限界についてはまた別の機会にエントリを書くことにして、このエントリではスモールイズビューティフルに触れる。
作者のE.F.シュマッハーは、石炭産業に長年籍を置き、その中で化石燃料を使って発展し続ける現代工業文明への批判として本書を書いた。 1973年に出版された本書は世界的ベストセラーになり、「Small is beautilful」はとても有名なキーワードになっている。 37signalsの代表であるJason Friedが発表した Small is beautiful for Web 2.0 start-ups [1] は一時期業界でも話題になったはずだ。 実はこの「スモール イズ ビューティフル」には副題がある。原文では「A study of Economics as if People Mattered」、邦訳では「人間中心の経済学」となっている。 本書は4部構成になっており、第一部は現代世界(主に経済)、第二部は資源、第三部は第三世界、第四部は企業組織について触れている。どの章もとても示唆に富んでおり、30年以上前の本と思えないほど先進的である。むしろ30年たってもまったく改善しない今の世界を憂うべきだろうか。
| [1] | : http://news.com.com/Small+is+beautiful+for+Web+2.0+start-ups/2100-1012_3-6035062.html?tag=st.num |
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